皆様初めまして。Fuji Outdoor BaseのガイドのYUKI(ゆうき)です。
なぜかガイドネームはDanny(ダニー)です笑。この記事ではホームページのガイド紹介では紹介できなかったワタクシの経歴をご紹介していきたいと思います。興味ねえよとおっしゃらずチラ見していってください✋
学生時代
小学生の頃からとにかく知らない場所に行ったりすることが好きでした。
かっこつけておいしくもない缶コーヒーを飲みながら1人で3時間も4時間も散歩するような子供でした。
中学・高校生ともなれば自転車に乗って行動範囲がさらに広がり、1日中ラピュタを探して雲の向こうを目指していました。
大学生になってとにかく日本を出て海外を旅したいと思うようになったのは、今思えば必然だったのかもしれません笑。
【アメリカのヨセミテ国立公園にて】
初めは普通にバックパッカーでバスや電車を乗り継いで旅をしていましたが、やっていくうちに知らない場所である海外を移動することこそ自分でやりたいことだと思うようになり、移動手段を自転車にして旅しよう!となってしまいます笑。
そこで大学4年生の時に周囲の猛反対(主に両親)を押し切り1年間休学。半年で100万円を貯め(最高で40連勤以上やったりしてました。若いですねー笑)半年をかけて北米大陸縦断の旅へ出ました。
【アメリカ原住民ナバホ民族の聖地モニュメント・バレー付近】
約5か月をかけてアラスカ州のアンカレッジからカリフォルニア州のロサンゼルスまで9000キロを走り抜けました!
なんとこの旅をするまでろくにアウトドアなんてしたことなかったので、色々痛い目に会いながら身をもって学んでいきました・・・。そしてこの旅で出会った多くの面白い人々(クライマーやハイカーやヒッピーたち)の影響を一身に受け、私の人生はアウトドアなライフスタイルに傾き、現在も傾き続けています笑。
社会人時代
旅を終えて日常に戻ってきてまずやらないといけなかったのが就職活動!
自分にまともな仕事ができるか甚だ疑問でしたが、まあとりあえずやってみようということで初めてやった仕事は何と商社の営業です笑。間違いなく僕の人生で1番安定した生活でしたがたった10か月で退職・・・。
学生の頃からアルバイトでやっていた舞台照明の世界に飛び込みます!
生活は不規則(夜から朝までの現場とか多いです笑)だったし、心身ともにタフな仕事でしたが、一般の人が入れない場所で働くことは楽しかったし、やっぱり体を動かす仕事の方が自分に向いていました!
3年ほど続けまして、フリーランスをやるか、また海外に出るかで悩みましたが、結局また海外に出るのでした笑。
バックパッカー再び
3年間の舞台照明生活でひそかに毎月5万円を積み立て続け、ボーナスも一切使わず250万円を貯めた後、10か月間ほど再び長期で旅をしていました。
その時に訪れたのがタイ・ベトナム・ラオス・カンボジア・マレーシア・フィリピン・ネパール・アメリカ・ボリビア・チリ・アルゼンチン・ペルー・パラグアイ・ブラジルといった国々で、特に南米のパタゴニアでのトレッキングは今でも印象に残っています!
ネパールでは自身初の6,000メートル級の山に挑戦するなど、世界各国の山々を楽しむ旅でした!
10か月と言うと長く感じるかもしれませんが世界はまだまだ広く、全く時間が足りないままお金が無くなっちゃったため、またお金を貯めるために次はオーストラリアへ出稼ぎに行くのでした!
海外生活
僕が海外を旅するだけじゃなく、一度海外に住んでみようと思い選んだのはオーストラリアでした。
なぜならお給料がいいから!お金を貯めたかったのでとにかく働きました!
【職場のみんなと開催したビールオリンピック🍺】
仕事としては農業での仕事や精肉工場での仕事のような肉体労働が主でしたが、イージーゴーイングな雰囲気を持つ様々な国の人たちと生活を共にできたのは貴重な体験だったなと思います。
休みの日には車を乗り合わせて国立公園巡りをしたり、自分の国の料理を作りあったりしていました(僕はチラシ寿司ばかり作っていました笑)
帰国&その後
帰国してからは長野県の松本市に1年間住みましたが、コロナ真っ盛りの時期でただただ耐える年でした・・・。
その後山梨県は富士吉田市に流れ着き今に至ります。
山梨に来てからはクライミングばかりでその他の記憶がありません笑
【ボルダリングはシンプルに自分の身体だけで岩を登る!】
【リードクライミングではロープを使ってさらなる高みへ!】
【アルパインクライミングではまだ見ぬ果てへ!】
などなど本当にクライミングは人生というくらい登って、登って、登りましたし、まだまだ登り足りない!!と思っています笑。
そして自分が人生をかけてまでやりたいと思ったこの最高に楽しい遊びを、もっと多くの人に知って、体験してもらいたいなという思いから登山ガイドという道を選びました。
アウトドアをやってみたいけど、1人じゃなかなか始められない。山は危ないと思ってしまう。山の装備がないし使い方もよくわからない。そんな人の背中を少しでも押せるような仕事がしたいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!